赤ちゃんに初めての予防注射！大泣きした場合の対処法

生後2か月から始まる赤ちゃんの予防注射、心配になるほどの赤ちゃんの大泣き！

そんな時の対処方法をご紹介いたします。

赤ちゃんは何に泣いているのかや、赤ちゃんがすぐに泣き止む方法や、予防接種後に病院へ連れて行った方がいい場合などをまとめました。

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赤ちゃんに注射すると大泣き！すごく痛いの？

赤ちゃんは注射をすると大泣きしますよね、痛くて泣いているのかな？と思いますが、実際にはとても大人よりも痛みには強いそうです。

確かに、転んだりぶつけたりして泣いてもすぐにケロッとしていたりしますものね。

ですから、赤ちゃんが注射で泣くのは痛いのではなく、びっくりして泣いてしまうという事ですね。
　
また、　周りの赤ちゃんが泣いていてしまいつられて泣いたりすることもあるでしょう。
　
赤ちゃんを泣き止ませたい時には、ギュッと抱きしめてあげましょう。
赤ちゃんは大好きなお母さんに抱きしめられることが、何よりも安心するのです。
　
予防接種の前には、授乳やおむつ替えを済ませましょう。

赤ちゃんはおなかが空いたり、おむつが汚れていると不機嫌になり、泣きやすくなります。

予防接種の30分前には、授乳を済ませておきましょう。
　
できるだけ良い状態で、予防接種を受けられるようにしましょう。

赤ちゃんに注射をして大泣きした場合の対処法

注射の針が刺さるとき、特にBCGはスタンプ形式のため薬液が注入されていく時に
赤ちゃんの安全のため、付き添いのパパやママ、看護師さんは少し強めに赤ちゃんの体や腕を押さえます。
それはほんの１，２秒なのですがそのシーンとした少しの間が、実際以上に長く感じます。
パパやママにとっては、小さなわが子の小さな腕に注射針を押し付けられる光景は、
とても胸が締め付けられる事でしょう。
赤ちゃんも、いつもと違う環境・雰囲気の中、突然チクっと針が刺さるので痛いのではなくびっくりして泣き出す子が多いようです。
赤ちゃんの、好きなものや歌で気を引くといいでしょう。
また、少し大きくなるとその場の雰囲気や他の子の鳴き声に誘発され、刺激や痛みに関係なく、泣く子もいます。

ロタ予防注射後に赤ちゃんが大泣き！発熱がある場合どうしたらいい？

まず、お伝えしたいのが予防接種の副作用がでるのか、でないのかは
個人差があります。

ロタと同時接種で予防接種をした方が多いとおもいますが
一種類でも発熱などの副作用がでる子もいますし、数種類を同時接種しても副作用の出ない子もいます。

うちの子は、３か月の頃にヒブ、肺炎球菌、ロタ、B型肝炎、四種混合の五つを同時接種しました。

初めての子ということもあり、経験もなくドキドキしていましたが

ワクチンの免疫獲得時に反応熱で熱が出るかもしれないからある程度は様子を見て、熱が３８度以上あれば連絡をするように、と事前に担当医師から聞いていましたので　

ぐずりがひどく、発熱もしましたが食欲はあったので翌日まで様子を見ることにしました。

すると、翌日には熱も下がり安心しました。
ぐずりがひどかった事が気にかかり、後日医師に相談したところ
「注射の跡が貼れて痛くてぐずることもあります。」
との事でした。

赤ちゃんに注射をした後の大泣き、病院へ行った方がいい場合

医療機関では注射後、一定時間そのまま待機して様子を見るように言われますよね。
それは、アナフィラキシーショックなどの激しい副反応がないかを確認するためです。
通常は接種後約３０分程度で症状が現れることが多いです。

そのほか、ワクチンの種類によって、数日後に発熱などの一時的な症状がみられる場合があります。

おたふくかぜや水疱瘡などは、１～2週間後すっかり予防接種を受けた事を忘れていたころに症状が出ることもあります。

発熱などの症状が出た場合は
基本的には数日以内なら様子をみるよう指示されるでしょう。
医療機関に、電話で問い合わせをしてみると安心ですね。
発熱の症状がいつ頃からなのか、お子さんの機嫌などもあわせて報告すると、受診したほうがよいのか、教えてもらえます。

予防接種後の赤ちゃんのぐずりについて、お医者さんの意見

昨日の夜の小児急病センター・夜間診療準夜帯は内科も、小児科も患者の数は少なかった。

もうすぐ深夜の時間帯に切り替わるころ、２か月の赤ちゃんを連れたご夫婦が来院された。

昼間に予防接種をした赤ちゃんが、不機嫌で泣き止まないということだ。
よくあることだが、来院した頃には赤ちゃんの機嫌もなおり大人しい。
ご夫婦は、ものすごい泣き方だったので、と心配顔。

今日はヒブ・小児用肺炎球菌・B型肝炎を同時接種したようだ。
熱を計ると37．２℃。
肺炎球菌とヒブを接種した両方の肘の少し上が軽く腫れている。
おそらく、よくあるワクチン接種後のぐずりだ。
発熱はだいたい翌日には解熱する。
時々、電話でも問い合わせがあるが、翌日まで様子を見て症状があるようなら受診するよう指示するが、ほとんどがそのまま良くなっている。
どうやら、腕に皮下注射といのが痛みやぐずりの原因となっていることが多いようだ。
当医院ではそれを考慮し、大腿部の筋肉注射へ切り替えているところである。