知っておきたい！夫婦の別居、子供のためにはどうすべきか

一緒に暮らしてた夫婦が別居するにはそれぞれ事情や理由があるものです。

それは子供のために選択した場合や、夫婦間の理由なのかはまた様々です。

そんな夫婦の別居について考えてみました。

もし、夫婦不仲により別居を考えているなら、夫婦仲を改善するように努めてみませんか？

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夫婦が別居婚をするのは子供の受験ため！？

子供が勉強をする環境を整えるためにお父さんが家から離れて生活するという話を聞いたことがありますか？

子供の受験で「勉強」という環境を整えるためにお父さんは受験が終わるまでの間、家を出て別居して暮らすというのです。

私は友達からその状態を聞いた時にとても驚きました。

そして「それってどうなの？」と感じました。

しかし超難関の私立中学の受験だったために学区内にある中学に進学するウチとはそもそもが違うのですよね。

とにかく静かに受験に向けて集中して受験勉強するために夫婦が別居するなんて…

お母さんも一時的に妻としての役割はお休みして子供が勉強する環境を整えるために母親100％でサポートできるというのです。

受験が終わればまたお父さんが家に戻ってきて今まで通りの生活をするそうです。

長い結婚生活を続ける間にこんな理由で別居する夫婦はどの位いるのでしょうか？

妻の環境や子供の学校など、夫婦仲が悪くなくても別居して暮らす

いくら夫婦で家族だとしてもその周りを取り巻く環境から一緒に暮らすことのできない夫婦もいますね。

夫婦仲が悪く関係改善のために別居するなどはよく聞く話ですが、そうではない場合どのような理由で別居という選択をするのでしょうか？

先ほど子供の受験のためにお父さんが一時的に家を出て別居する話をしましたが他にはどういった場合に別居という選択肢を選ばざるを得ないのでしょうか？

まずは「単身赴任」ですね。
例えば赴任先が治安の悪い海外などだと家族は日本に残してお父さんだけ赴任するケースが多いようです。

ほかに、妻が仕事を持っている場合などは着いて行くことを選択しない場合が多いようです。

また、両親の介護などにより今暮らしている土地から離れられないという理由もあるようですね。

どんな理由にせよ夫婦が離れて暮らすということは子供にとってはどちらかの親が居ない状態になります。

一緒に暮らせない環境であることを子供がきちんと理解できるように説明することがとても大切です。

夫婦が別居を決める時にもう一度子供への負担を考えてみて

これまで夫婦が、お互いを取り巻く環境により別居する話をしましたが、ここで夫婦不仲により別居することを選択した場合、子供にどのような影響を与えるのかについて話したいと思います。

夫婦として破たんしてしまったとしても、子供にとってはお父さんお母さんであることには変わりはありません。

それを踏まえたうえでもう一度夫婦として子供の親としてやり直すことができないか考えてみましょう。

例えば別居や離婚により子供の生活環境を変えることは子供にどの位の精神的負担をかけるか想像したことがありますか？

別居により学校を転校しなければならないとすると子供は親とも友達とも離れ離れになってしまうのです。

自分たちの自分勝手ともいえる選択に付き合わされ振り回される子供は本当に「かわいそう」です。

夫婦としてお互いに責任があります。
それと同時に親として子供への責任もあります。

相手への不満を重ねる前に自分自身の振る舞いを見つめてみてください。

別居中の生活費ついて。別居中でも夫婦であり、子供の親です

別居しても「婚姻費用分担の義務」というのが発生するのはご存知ですか？
お互いに生じるのです。

夫婦とはお互いの生活水準が等しくなるようにお互いを助け合わなければならないのです。

別居中だとしても法律上戸籍上婚姻関係にあれば「婚姻費用分担義務」が生じるのです。

そして子供に対しての扶養義務も同じです。

子供の福祉というのは最優先されますので親の都合は全く考慮されません。

このような観点からも相手への嫌悪感などから離れて暮らしたいと考えている人もいるかもしれませんが、結婚というのは嫌になったからやめるなどとそう簡単にできるものではないのです。

子供のことがあるから離婚までは考えていないけど離れて暮らしたいなんて考えているならそれはちょっと都合がよすぎます。

また夫婦共有の財産がある場合はどちらかが勝手に使うことはできません。

夫婦仲を修復する方法

夫婦不仲が理由で別居しても単身赴任などで別居しても婚姻関係が継続中であることには変わりがないのでお互いに責任と義務が生じてしまうのですね。

これは子供に対しても同じことです。
どんなに逃げても扶養義務は消えてはなくなりません。

そう考えたらマイナスなことに労力を使うよりも夫婦円満でいられるように工夫した方がいいように思えませんか？

特別に仲が悪いわけでもないけれどどうして一緒に居るのかな？と思ってしまうような生活の仕方をしていませんか？

例えば、居間でテレビを観ずに自分の部屋や寝室でお互いに好きなテレビを見たりしてはいませんか？

相手に関心を持つということを一緒に居ることが当たり前になりすぎて忘れてはいませんか？

テレビを見ながら会話を交わすことで「こんな考え方をするんだ」と相手を知ることができますよね？

忘れがちなのが「おはよう」の挨拶です。

この「おはよう」の挨拶を明るくかけられて気分を害する人は居ないでしょう。

一緒に生活をしていて居心地の良い相手になること、信頼できるパートナーになることを目指してみましょう。

そんな夫婦になれたなら子供も安心して生活できますし、親に尊敬の念を抱くでしょう。