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一人暮らしにおけるペット禁止物件のトラブル等について

      2017/02/11

一人暮らしにおけるペット禁止物件のトラブル等について

一人暮らしのペット禁止物件でペットを無断で飼っていたらどうなる?
当然ですが、管理会社や大家さんからは退去するかペットを手放すかの選択を迫られてしまうでしょう。
また、酷い場合になると訴訟問題にまで発展する場合もあるため禁止事項はきちんと守ることです。

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一人暮らしでペット禁止の賃貸物件でペットを飼ったら犯罪になるの?

賃貸物件における「禁止事項」は、法律的には何の定めもないけれど、「賃貸借(ちんたいしゃく)契約の中の特約事項」としてルールづけられています。
入居前の契約でこのルールに同意している以上、違反した場合は退去を求められても文句は言えません。
『ペット不可』と記載があった場合も同様で、ルール違反になりますので、管理会社や大家さんに「退去したください」と言われてもしかたがないのです。

違反した場合でも、法律により『即刻退去』と求めることはできないので、最速でも半年後が限界です。
ですから、ペットを無断で飼育していたことが分かった際は、まずは注意を受ける程度が一般的ですが、再三の注意に応じなかった場合は最短での退去を申し立てられられる場合もあります。

ペット不可ならば、ハムスターなどの小動物もダメですが、相談に応じてくれる物件もあるので、飼う前に管理会社や大家さんに聞いてみてください。
トラブルにならない方法を見つけましょう。

一人暮らしの賃貸物件でペット禁止にしている理由とは

最初にもらった契約書や規約にペットが可なのか不可なのかが書かれています。
しかし、『ペット』とはどこから?と線引きが曖昧ですね。

例えば

お祭りでGETした金魚はペットになるのか?
鳴かないウサギはどうかのか?
子供が捕ってきた昆虫などはいいのか?

など、いろいろ気になります。
では、なぜペットを飼うことを禁止しているのかを考えてみましょう。

・部屋の床や壁などが傷ついて汚れたらりする
・泣き声や臭いなどにより、隣人の住人に迷惑になる
・動物アレルギー持ちの住人がいると、トラブルになる

というなど、さまざまな理由が挙げられます。
トラブルになる可能性があるために、管理会社や大家さんは一律でペットを禁止している場合が多いです。
しかし、『ペットは要相談』と記載されている場合もありますので、管理会社や大家さんによってある程度の線引きがあることもあります。
今住んでいたり、これから住もうと思う賃貸物件がペット禁止であれば、契約するときに理由を聞いてみるのもいいです。

一人暮らしのペット禁止物件でも、交渉次第で可能な場合も

一人暮らしとなると、やはりペットを飼いたいと思いますよね。
では、契約書の内容を踏まえた上で、飼えそうなペットを考えてみましょう。

原則として、『鳴かない』『汚さない』『臭わない』などの近隣の住人に迷惑をかけないという事です。

それらを踏まえて、ペット不可の物件で交渉した経験談が多数ありましたのでまとめてご紹介いたします。

【ほぼ不可】
・猫
猫は上記の原則にすべて該当してしまうため、無条件で認められることはないです。

【極めて難しい】
・犬(小型犬を含む)
無条件ではほぼ不可能でしょう。
犬が飼える物件であれば、『ペット不可』にはしません。
・ウサギ
大きさなどによるみたいですが、小動物のなかでは難しい生き物です。

【普通~難しい】
・小鳥
小鳥は、ペット不可の住居でも許可してくれることがあるようです。
ただし、鳴き声で近隣に迷惑をかけないような注意が必要になります。
・ハムスター、モルモット等の小動物
鳴き声が比較的小さいですが、多頭飼いすると汚れや臭いの影響があります。
1、2匹程度であればある程度の条件のもと交渉は可能です。

【易しい】
・金魚などの観賞用の魚
上記の原則を全て該当しないペットの代表で、交渉で許可が出たケースも多いそうです。
水槽のポンプなどの音には注意が必要です。

一人暮らしでペット禁止でも水槽内飼育なら大丈夫な場合も!

一人暮らしの女性がハムスターを飼っているのをよく見かけますよね。
犬猫がダメでも、ハムスターなどの小動物なら許可してくれるところもあります。
不動産の話によると、ペットの中でも水槽内で飼育できるものは許可が下りやすいそうです。

もちろん内緒で飼うことは、バレた時などにさまざまなトラブルになり、また、ペット自体にも負担になるケースもあります。
管理会社や大家さんに相談する前に、以下の2つことも確認しましょう。

①餌はすぐに買えるものかどうか
定番のペットとは違い、亀や爬虫類などの珍しい飼育の小動物は、専門のお店に行かないと餌が手に入らない場合もあります。
餌が定期的に手に入らないと、後々飼育が大変になります。

②お掃除の頻度や、お留守番ができるのかどうか
一人暮らしですと、長時間家を空けることが多く、なかなか構ってあげれないことが多いです。
そういった点で、お掃除の手軽さは長く買い続けるうえでは重要になってきます。
また、出張や旅行などで家を数日空けるときに、一人でお留守番ができるかどうかもポイントです。

一人暮らしによくあるペット禁止物件のトラブル

《ペット禁止物件で内緒で飼っていたのがバレる》
内緒で飼っていたけど、少し経つと管理会社や大家さんにバレてしまった…。って事はよくあることです。
体験談とともに、正しい対処法を考えましょう。

■よくあるケース
最初の頃は普通に一人暮らしをしていたけれど、途中でどうしても寂しさ等からペットが欲しくなってしまった。
住んでいるマンション(アパート等)はペットの飼育が禁止だったけど、我慢できずに内緒で買い始めた。
しかし、鳴き声が聞こえたり、連れて歩いている姿を近隣住人の方に目撃されるなどをして管理会社へ通報されて発覚してしまった。

当然管理会社や大家さんからは、『退去する』か『ペットを手放すか』の選択を迫られてしまいます。
酷い場合になると、訴訟問題にまで発展するケースもあります。

■正しい対処法
ペット不可の物件で無断で飼育するのはいけません。
まずは一度相談するべきだったでしょう。
ペットには何も罪がありませんので、可能であれば飼い主さんが一刻も早くペット可の物件へ引越すことがいいです。

引越す準備ができるまで時間がかかる場合は、
「すぐに引越しますが、完了するまでの間だけ置かせて欲しいです」
と交渉してみてください。

もし短期間の間でも難しい場合や、引越せない場合は、実家や知人に頼んでみましょう。
ペットホテルもありますので、短期間であればそこを利用するのもひとつの手です。

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