結婚前の貯金はお互いの資産。結婚後の貯金は共有財産

結婚前にいくら貯金があるかお互いに話したことはありますか？

結婚前に貯めたお金や作った資産は個人のもので結婚後に共通の財産とはなりません。

結婚後に貯めたお金や作った財産。もちろん負債も共通の財産となります。

生活を一にするのですから線引きは難しいですが、だからこそしっかりと話し合いましょう。

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結婚前の貯金は結婚後共通の財産にはならない

結婚する前に、貯金があるかどうかを夫婦になる相手と正直に話しましたか？と質問されたらどう答えますか？と聞いたところ、ある男性が「知る必要がないから」と妻になる相手に話しておらず、後々揉める原因になった方がいました・・・

その内容とは、、、

旦那さんには結婚前に貯金がそこそこありそれを自分の小遣いに使っていたそうです。
それだけならまだしも、父親が亡くなった時に相続したお金があり、それが老後の為のものと考えていたようである時に、旦那の実家で妻が義母から聞きわかったそうです。

妻の言い分としては、今まで生活をきちんとやりくりし家を建てるお金もコツコツと貯めてきた。そんなお金があるのなら、ローンも組まず大変な思いをすることがなった。そのお金でローンを払いたいと言い出したそう。

こんなことがあり、知り合いの弁護士に聞いたところ結婚前や結婚後を問わず相続した財産は、夫の固有の財産になるそうです。

夫が自分だけに使うことができ、妻が夫に文句を言うことはできないとのこと。

また、離婚したとしてもお金を渡す必要はなく、離婚後も夫の固財産として、すべて所持することができると言われたそうです。

どんなに妻が夫に腹を立てても法律がこう決まっている以上、どうにもならないこともあるんですね。

でも正直、話してくれないことや後から知ることってお金の問題に限らずなんだかショックですよね。

結婚前の貯金はお互い個人のものです。結婚後の貯金は共有財産

〇結婚前後の財産について

先ほどの記事でもふれましたが、結婚前後の財産については自分で得た財産や貯金は、その人個人ものとなります。
それぞれがお給料などで個人で貯めた貯金は、夫婦が何か特別な契約を交わさない限り、単独で有する財産となるのです。

〇２人で稼いだお金を夫名義で貯金する場合

結婚後に夫婦共働きの場合には、貯金通帳を1つにし夫名義で貯金している夫婦が大半だと思いますが、そうした場合には夫婦が協力して得た財産となると、共有財産となります。

しかし法律には、結婚したら夫婦うであっても個人で貯金すしたものは、夫婦間でも財産は分けて考えるというのが法律の考え方と決まっているようです。

他に例としてあげるとすれば、マイホームなどは共同生活において、必要な家財道具などが該当する為に共有財産とされます。その理由としては夫婦が合意して購入したものであるからなのです。

私たちは結婚前のお互いの貯金はお互いのもの。結婚後は二人のもの

いろんな夫婦がいますが、結婚前の貯金を自由に使おうと決め、結婚後の貯金は2人の共有財産にするという夫婦のお話を聞きました。

奥さんは実家の親から、何かあった時の為に独身時代の貯金は自分のものとして残しておきなさい、また結婚をした友人からは、結婚後に自由になるお金がないと辛いよ！と言われたこともあり、旦那さんにそう伝えると猛反対されたそうです。

夫は結婚したら、独身時代の貯金も夫婦の貯金で共有財産にしたいと考えていたようなので、最初はすごく揉めたそうです。

しかし、何度も時間をかけて話し合い最後は『独身時代に自分で貯めたお金は、自分だけで自由に使えるお金にしよう』という言葉が決めてとなり納得してくれたと言っていました。

旦那さんには申し訳ないけど、女性の私は結婚後に自由になるお金がないと辛いよと言うのには納得します。

旦那さんと時間をかけてきちんと話し合いしたことが、良い方向へ導いたのですね。

結婚前にどの位の貯金を彼に求める？結婚前にどの位の貯金を彼に求める？

女性の正直な本音として結婚前に男性が貯金があれば、生活していく上でも安心感がありますよね。

ある雑誌のアンケート調査でどのくらい貯金があれば安心か？というものを実施したところ以下のような回答が見られましたのでご紹介します。

〇500万円〜1000万

この金額がダントツでした！

理由は専業主婦でいたい、苦労したくないしある程度裕福な生活をしたい。と言う回答が多かったです。

〇300万円〜500万円未満

それくらいあれば安心、結婚して貯金が少ないよりも安心できるから。

このくらいの貯金があれば、ちょっとの大きな出費があってもなんとかなると思いますよね。

〇50万円〜100万円未満

最低限の生活ができればいいし、これから二人で貯めればいい。

若くて、社会人として間もない結婚で貯金が少ない男性にとっては有り難い意見で見習いたい言葉ですね。

妻になる立場としては、貯金が全くなく大変な生活を強いられるよりもある程度、ゆとりのある生活が理想なのは間違いないですよね・・・

結婚前の貯金はお互い干渉しませんでした

結婚すると夫婦となり2人の新しい生活をしていく上で必要になっていくのは、やはりお金。

それは切っても切れないものです。

しかし結婚前の貯金はお互い干渉しないことで上手くいく夫婦もいます。

ある雑誌にこんなことが書いてありました。

結婚して共働きで、生活費にかかるお金を旦那さんが負担し奥さんは、積み立て貯金をするなど干渉せずに夫婦関係が良好だと。

また子供が出来たら奥さんが今まで貯めた貯金を旦那さんの口座に移し名義も旦那さん名義にした。

何も言わなくても、干渉しなくてもきちんとした信頼関係がもともとあれば、その節目節目で夫婦関係もきちんとしてものに変化していくと。

夫婦にはいろんな形があります。時にはぶつかり喧嘩になることもあります。でも好きで結婚した相手だからこそ本心をわかりあいたいもの。不安なことは二人でしっかり話し合って解決することが理想の夫婦だと私は思います。