遠距離で結婚し、退職する報告やタイミングっていつがいい？

遠距離で結婚退職するのは嬉しい反面、新しい土地へ行く不安もあります。

どんなタイミングで会社へ報告し、いろいろな手続きをすれば良いのでしょうか？

なかなか踏み切れない理由など、気になる問題等をまとめてみました。

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遠距離している彼との結婚、 会社への退職はいつ伝えればいい？

遠距離の彼との結婚が決まった場合は、今の職場を退職せざる得ない状況になりますよね。

会社へ退職を伝えるタイミングは、いつがベストなのでしょうか？

法的には、退職日の2週間前までに申し出る必要があります。でも実際には、引継ぎや後任の準備などもあるため、もう少し早く報告した方が良いでしょう。
職場環境や仕事内容にもより変わるので一概には言えませんが…引継ぎに１ヶ月、人材確保などの検討にかかる時間も含めて、40日前に申し出れば問題ないでしょう。
退職の申し出をするにあたり、退職届を管理職以上の人に提出してください。
万が一受け取りを拒否された場合は、すぐに労基署に報告をしてください。その報告が記録となるため、証明が出来れば拒否されても問題なく退職することが出来るのです。

また、退職話を切り出す際は「大事なお話があります」「退職についてお話があります」というのはＮＧです！相手が身構えてしまうことに加え、周りにもあなたが辞めたいということが伝わってしまいます…。
「今ちょっと良いですか？」「ご相談があります」などと声をかけるようにしましょう。

遠距離で結婚する時に、退職する時期はボーナスをもらってからがベスト

遠距離恋愛を経て結婚が決まった場合、相手のもとへ引っ越すタイミングにも悩みますよね。

引っ越しにも何かとお金がかかってしまう為、もしボーナスの時期が迫っているのであれば、しっかりとボーナスは貰ってから退職する事をおすすめします。

もしボーナスの支給前に退職を申し出た場合は、ボーナスの支給額を減らされてしまう可能性があります。そのため、退職を申し出るのはボーナスを貰った後にしましょう。

とは言え、ボーナスを貰ってすぐに退職を申し出た場合、「ボーナスの貰い逃げ」と周りから思われてしまう可能性があります…。
そのため、退職を申し出るのはボーナスを貰ってから2週間ほど時間を空けるのが良いでしょう。

そしてその後の引継ぎ業務などもしっかりとこなすことで、悪い印象を残さずに会社を後にすることが出来ます。

一般的に夏のボーナスは6月下旬～7月上旬、冬のボーナスだと12月上旬に支給する会社が多いです。ボーナスを貰ってから退職をすることで、次の職場に行った際にも半年頑張ればまたボーナスを貰う事が出来るのです。

遠距離結婚で退職時に、条件によって失業保険はもらえる？

仕事を辞めて遠距離の彼のもとへ行く場合、失業保険は貰えるのか？というのは気になるところですよね。

まず覚えておいて欲しいのは、失業給付というものは「退職したから」貰えるのではなく、あくまでも「失業中だが再就職の意思があり、再就職出来る状況にある」場合に貰えるものです。
どうしても、仕事を退職＝失業給付が貰えると思っている人も多いようですが、条件が当てはまらなければ貰えないこともあるのです。
結婚をして専業主婦になる場合や、出産・育児の為に退職した場合なんかも給付を受けることは出来ません。
（後日、就職したい・就職出来る状況になった際には給付対象となります。）

もし結婚後も再就職したいという意思があるのであれば、もちろん失業保険の給付対象となります。
その場合は、会社から発行された離職票を所轄のハローワークに持って行き、手続きが必要となります。
失業給付が始まるまでの期間は、「退職をした日から」ではなく、「離職票をハローワークに提出した日から」の計算になるため、早めに離職票を提出しましょう。会社が離職票をなかなか発行してくれない、というトラブルもあるようなのでご注意を…。

遠距離恋愛で結婚は嬉しいけど、退職に踏み切れない理由とは？

結婚をしたいと思っている相手でも、遠距離の場合はどちらかが仕事を辞めなくてはいけなくなりますよね。
一般的には、女性が仕事を辞めて男性の元へ行くという方が多いと思います。

でも、「仕事にやりがいを感じているから辞めたくない」などの理由で、結婚して遠距離の彼のもとへ行くことを躊躇ってしまう女性もいるのです。

結婚をして2人で生活を共に出来るというのは幸せですよね。でも、どちらかが不満や不安を抱えている状況での結婚生活は、本当に幸せなのでしょうか…？
ましてや、片方が仕事を辞めることで収入も減ってしまうのです。

大好きな相手と「結婚したい」という感情が芽生えることは当たり前のことかと思います。でも、片方が何か大きな犠牲を払ったり我慢をしなくてはいけない場合は、結婚をすることの意味を今一度考えてみる必要があります。
「仕事を辞める必要はあるのか？」「仕事を辞めてまで結婚する理由はなんなのか？」など、話し合ってみて下さい。

人それぞれ、考え方や価値観などは違います。時には妥協もしつつ、お互いが納得できる答えが見つかると良いですね。

結婚退職した後、女性が再就職をするのは何かと大変…

最近では女性の社会進出も増え、男性と同じようにバリバリと仕事をして活躍している
人もいますよね。
でも女性は結婚・出産・育児などがある為、同じ会社に居続けるという人は男性に比べると少ないです。そのため、何かと再就職をする機会も増えていきます。

だからと言って、女性の再就職は簡単なものではありません。年齢の他にも、既婚なのか独身なのか、子供はいるのかによっても再就職出来るかどうかが決まってくるのです。それに加えて面接では、結婚の予定は？子供の予定は？など、プライベートなことを質問されることも多く、ストレスが溜まってしまうんです…。
でも、それは会社側としても確認しておかなければならないことなので、聞かれても仕方ないと割り切るしかありません。
例えば面接で、「子供が出来ても仕事は続けたいです」と前向きと思えることを伝えた場合でも、育児支援制度が整った会社でない限り不採用になってしまうケースがあるのです。

即戦力のある人や需要の高い資格を持っている人でない限り、再就職をするのは難しいというのが現実なのです。

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