結婚式の言葉とは？神父さんの誓いの言葉についてご紹介します

結婚式の言葉といえば神父のお言葉！ですが、いったいどんなことを言っているのでしょうか？

結婚式をする前にきちんと知っておきたい誓いの言葉。英語で聞かれた時の答え方とは？

気になる結婚式の神父の言葉について紹介いたします！

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結婚式の誓約の言葉、神父が執り行う流れとは？

教会での挙式に憧れがありますよね。
カトリック教会の標準的な式次第だと、結婚の誓約、成立の宣言の部分は新郎と新婦も受け答えがあり、とてもドキドキさせられます。
どんなふうに執り行われるのでしょうか。

教会での挙式はいくつか形式があるので一概には言えませんが、オーソドックスな流れを説明ます。
挙式などの式典のときは、神父のことを司祭と呼びます。

司祭がまず新郎に対し、「○○○○さん、あなたは■■■■さんを妻とし、～（中略）～夫として生涯、愛と忠実を尽くすことを誓いますか」と問い、新郎が「はい、誓います」と答えます。
その後、司祭は新婦に対して新郎と同じように妻として誓うか問い、新婦が「はい、誓います」と答えます。
その後、指輪の交換やベールアップがあります。
署名が終わったのち、司祭から結婚が成立したことを宣言してくれます。

メインの結婚の誓約や成立の宣言の前後には賛美歌などをみなさんで歌ったりなど、一体感を感じれ神聖な気持ちになれますよ。

結婚式の言葉で神父さんが言っているのは・・・。

教会での挙式は、外国人の神父さんが多いです。
日本人の神父さんもいらっしゃるところもありますし、外国人の方でも日本語が堪能な方は日本語で進行してくれます。
しかし、神父さんの言っていることが肝心なところで聞き取れない時はどうしたら…。
そんな不安にならないために、誓いの言葉だけでもどんなことを問いかけられるのかを頭の片隅に入れておくと違いますよね。

教会によっては少し言い回し方が違いますが、だいたいは下記のような誓いの言葉を交わされます。

神父から新郎に対して、新婦への誓いを問います。
「新郎、（新郎のフルネーム）。貴方はこの女性と結婚し、夫婦となろうとしております。
貴方は、健康な時もそうでない時も、この人を愛し、この人を敬い、この人を慰め、この人を助け、その命の限りかたく節操を守る事を誓いますか？」
新郎は「はい、誓います。」と答えます。

神父から新婦に対して、新郎への誓いを問います。
「新婦、（新婦の旧姓でのフルネーム）。貴女はこの男性と結婚し、夫婦となろうとしております。
貴女は、健康な時もそうでない時も、この人を愛し、この人を敬い、この人を慰め、この人を助け、その命の限りかたく節操を守る事を誓いますか？」
新婦は「はい、誓います。」と答えます。

結婚式の言葉を神父から英語で言われたら？

教会の神父さんが英語のまま誓いの言葉を執り行うこともあります。
そんな時、なんて答えたらわからない！なんてことになりますよね。

《神父》
”Before God， and in the presence of this congregation， I ask you， ○○（新郎の名前）. Will you take ○○（新婦の名前） to be your wife to love her in times of need and plenty？”
（和訳）
「神の前、そしてここに集う人々の前であなたに問います。あなたは○○を妻として、常に愛することを誓いますか？」

《新郎》
”I will”

《神父》
”Before God， and in the presence of this congregation， I ask you， ○○（私の名前）. Will you take ○○（新婦の名前） to be your husband to love him in times of need and plenty？”

《新婦》
”I will”

神父の問いかけが、“Will you take～”ではなく“Do you take～”で始まった場合は“I do.” と答えることになるので、聞き逃さないように注意しましょう。

結婚式の神父と牧師は何が違うの？

チャペルウエディングをするのが、女性の憧れですよね。
そのシーンを思い浮かべると、外国人の神父（牧師）様の前で愛を誓う…といったイメージが強くすぐ浮かびます。
しかし、キリスト教式の挙式について、日本ではあまり知られていないのが宗派の違いです。

キリスト教には『カトリック教』と『プロテスタント教』の二つの宗派があります。
カトリック教は『神父』と呼び、プロテスタント教は『牧師』と呼びます。

カトリック教は信者でないと挙式ができないとされています。
挙式を行うどちらかのご家族がカトリック宗派のクリスチャンであれば、神父の前で挙式をすることができます。
信者でない場合は、日曜礼拝に参列したり、事前に神父との面接があったりします。

その点、プロテスタント教は敷居が低く、信者でなくとも牧師の前で挙式をすることができます。
そのため、必然的にプロテスタントで行われる方が多くなります。
しかし、牧師は日曜礼拝が本来の仕事のため、日曜日に挙式をする場合は、アルバイトの牧師が多いのが難点です。

結婚式に神父からのサプライズ！これは嬉しい！？

教会の挙式を何度か参列してみると分かりますが、一般的な流れはほとんど同じで、その教会によって聖歌が違うなど、違いはほとんどありません。

とある教会の神父は、挙式をあげる二人に事前リハーサルの際に「たぶん、（式で）歌います」と話し、新郎と新婦は冗談（アメリカンジョーク）だと思い、笑顔で了承したそうです。
いざ本番。
厳粛な空気で式が執り行われ、誓いの言葉のところまできました。

すると、突然流れたBGMをバックに神父が歌い始めたのです。
新郎新婦はリハーサルとは違う進行に戸惑い、参列者も状況を理解できない様子でしたが、その神父の歌唱力がとても素晴らしく、その場にいた全員を圧倒させました。

二人を祝福する気持ちがひしひしと伝わり、感動させてくれるサプライズって素敵ですね。
一生に一度の挙式が忘れられない、いい思い出なったら嬉しさ倍増です。