子供が叱るとふざけて笑う?心の中では不安だらけの可能性アリ!
2017/02/11
子供を持つ親は毎日のように叱る機会があるでしょう。でも子供によってはふざけて笑う子や逆にはしゃぐ子も。
こんな反応を見て親はイライラしがちですが、実はその時子供たちのこころは不安なのだそう。
ダメなことはダメと、きちんと理解してもらう子供のための叱り方を考えてみましょう。
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この記事の内容
叱ると笑う子供。実はとても落ち込んでいる裏返しかも
子供を叱る時に、言い方もありますが場合によってはキツく叱ってしまうこともありますよね。
子供は叱られると、落ち込んでしまったり泣き出してしまったりしても、また同じことを来る返しへこたれな強さも持ち合わせている場合があり、叱っているのに笑う子供の場合、親としては腹が立つものですよね。
しかしこういった場合の裏返しには、実はものすごく傷つていることもあるのです。
その理由として強いショックを受けると、自分を守りたいと言う気持ちから、話を聞き流したり、これ以上傷付かないように話を聞き流したり、時には忘れてしまおうとする自己防衛が働くのです。
叱っているのに笑われてしまうと親は何の為に怒っているのか、悲しくなってしまいそうですが、実は子供は心では大きく傷付いていると言うことも考えられるのです。
親に怒られて落ち込まない子供はいません。
子供が叱られた時の反応は様々ですが、その表面だけの判断では正直難しいのです。
。
子供を叱るならメリハリを。慣れてしまってふざけたり笑う子も
子供を叱る理由はあげたらキリがありませんが、私も感情をぶつけて怒ってしまうことが多々ありました。
しかし感情だけで怒ってしまうと、子供もいつしかそれに慣れてしまい『また怒っている、始まった』など注意しても言う事を聞かないと言ったことが出てきてしまいます。
怒る場合にも感情を抑え、淡々に怒るのは正直難しいですが、怒鳴って怒るのではなく、その時々や状況に応じて、上手に使い分けてメリハリをつけて怒る事が大切なんだそうです。
なぜいけないのかを納得させることが重要なのです。ついカッとなって力任せに怒ってしまうより
普通に注意しても言う事を聞かない時にこういった叱り方の方が効果があります。
毎回同じことで怒鳴って怒られるとに慣れてしまって、怒っている効果がなくなる可能性があるのです。
ただ子供の性格によっては、おとなしい子供には感情をぶつけて怒ってしまうと恐怖を感じ、 歪んだ精神状態を持ってしまう可能性もありますので叱り方は気をつければなりません。
小さな子供が叱ると笑う。子供の感情や性格はさまざま
小さな子供を叱る時。正直心が痛みますよね。
怒っていいのか、嫌われるんじゃないか・・・など
しかしそんな気持ちは小さなうちだけで、回数が増えると親も子も慣れてしまいますよね。
1歳くらいの小さな子が、叱ると笑う時があります。
それは怒られていると言う感覚がなかったり、叱られているとわかっていても、本能的に逃げようとする知能があるのだそうです。
例えば、お母さんが普段スマートフォンを持っていて自分には触らせてくれない。
それがたまたま自分の手に届く場所にあり、お母さんは大事なものだから触らせたくない!と思いダメ!と叱るでしょう。
しかし子供にとっては、お母さんの楽しそうなおもちゃだと言う感覚なので、そのおもちゃで遊びたいと怒って泣きす子も入れば、お母さんのその表情が面白いと笑う子もいるのです。
その子その子にとって成長すると共に、叱ると笑ったり、叱られるのが極端に苦手な子やどうして怒られているのか理解できないと思う子もいます。
叱ると笑っている子供。感情をうまくコントロールできていない?
子供も叱る時の表情ってどんな顔をしているのか、怒ったあとに振り返ってみること、親ならどの人もあるんじゃないでしょうか?
子供の性格によって、負けず嫌いだったり、恥ずかしがり屋だったり、内気だったりとさまざまですが叱られた時に素直にごめんなさいと言えない子は不安を抱えやすい子どもに多いのです。
また叱ると笑っている子供は自分の気持ちを上手くコントロールできないことから、こう言った行動をとってしまうようです。
しかし、叱っているの子供が笑うと『この子大丈夫かしら?』とある意味心配になってしまいますよね。
そんな子供の心には気持ちをうまく表現できず、叱られた時などに、ため込んだ気持ちが吹き出てしまう傾向があるのです。
実はこの行動は不安な気持ちをお母さんに伝えてる心のサインでもあるのです。言葉ではうまく言えないけど信頼しているお母さんへ伝えたい意思表示でもあるのです。そんなお子さんへは、怒って言い聞かせるより『ママはあなたが好きだから叱るんだよ』と最後に伝えギュッと抱きしめてあげましょう。
叱られて笑う子供にはママの気持ちをしっかり伝えてみて
何度も同じことで叱られる子供って多いですよね?
(我が家の子供達もそうでしたが・・・)
同じことを何度もされると、怒りの感情と共につい叩いてしまうこともあります。
何故繰り返すのかを考え調べた結果、こんなことがわかりました。
まず一つ目に、小さな子供は記憶が未熟だと言う事
子供が親の目を引きたく遊んでほしいという気持ちからなのだそうです。
上記でも子供を叱った時の表情について書いてきましたが、ニヤニヤしたり叱られて笑う子供の対策には、どうするのが良いのか・・・そんな時には、『同じことで何度も叱られると悲しいし叩かれたらイヤだし痛いでしょ。お母さんも怒ることは悲しいの、こからは気をつけようね。』など、気持ちを伝えることから初めてみましょう。
また泣いて暴れる子にはもっと叱ると逆効果なので、まずは抱っこして気持ちを落ち着け泣き止んで気持ちが落ち着いてから、叱ったことを言い聞かせましょう。
大人にもある、辛いときや怖いときに笑ってしまう心理
子供に限らず大人でも、怒られたり注意されたりすると笑ってごまかしてしまうと言った行動をとる場合が見られます。
その気持ちの中に、早くこの状況を終わらせたいなど気がつかないうちに知らず知らずに笑って誤魔化してしまうことが多々あります。
正直笑う時って楽しい時ばかりではなく、緊張や恐怖を笑うことで感じないようにする作用があるそうなんです。
もし、恐怖を感じた時などは笑って誤魔化してしまうことではなく泣いたり怖いとい言ってもいいし腹を立ててもいいのです。
感情を無理に抑えて蓋をするより、悲しかったら泣いたり叫んだり悔しかったら怒ったり感情をむき出しにしてもいいのです。
傷ついているのに、辛いときや怖いときに笑ってしまい、それを隠してつくり笑いでさらに自分をみじめにすることは無理にしなくてもいいのです。
笑顔の裏にある本当の気持ちは・・・
みんなさまざまですが、緊張や恐怖を笑って誤魔化さなくても良いのです。