結婚式のご祝儀袋に入ってる厚紙は必要？マナーや金額の相場も！

結婚式のご祝儀袋を買ってみたら中に厚紙が入ってるけど…

抜いた方がいいの？入れたままでいいの？と悩んだ経験ありませんか？

短冊の使い方・中袋へのお金の入れ方や、ご祝儀袋に入れる金額の相場なども調べてみました！

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結婚式のご祝儀袋の厚紙…これって入れたまま渡すの？

結婚式で渡すご祝儀袋を買ったら、中に厚紙が入ってる・・・この厚紙にはどんな意味があるの？と感じたことはありませんか？

実は、販売する時に型崩れしないように入れているようです。ご祝儀袋は普通ののし袋よりも高額で、「外袋、内袋、帯」の3つで構成されています。あくまでも厚紙は型崩れ防止のためのもの。厚紙は抜いてから渡すようにしましょう。

正直、ご祝儀袋も中身を出してしまった後は、名前と記載している金額を照合してゴミになってしまう可能性もあります。どっちにしても厚紙もゴミになってしまいます。

以前厚紙をどうしたらよいかわからず、ご祝儀袋を製造している会社に問い合わせた人もいるようです。その答えは、そのまま入れておいても大丈夫と言われたようですが、自分の時には厚紙が入っていたことはありません。基本的には厚紙は抜いてから渡すようにしましょう。

結婚式のご祝儀袋…厚紙はどうするの？短冊の使い方は？

ご祝儀袋って意外と薄い紙で作られているということを知っていますか？

そのため、製造元から発送する時やお店で陳列する時に曲がったりすることのないように、中に厚紙が入っていると言われているようです。そのため、実際に渡す時には抜いてから渡します。入れたまま渡すことのないように注意しましょう。

ご祝儀袋の中に短冊が入っていますが、使い方は理解していますか？「寿」や「御祝い」、「ご結婚御祝い」など数種類の短冊が入っていますよね。もし結婚式の場合は、基本的にはどの短冊を使用しても問題はないようですが、「寿」や「ご結婚御祝い」を利用する人が多いようです。

そして真っ白の短冊が一枚とシールも一緒に入っていませんか？これって間違った場合に使うものだと思っていませんか？

実は違います。無地の短冊は「寿」や「ご結婚御祝い」などの短冊の後ろにシールで貼り付けて使用します。二枚も貼るの？と思ってしまいますが、「二重の喜び」を表しているのだとか。

そして自分の名前は大きく、そして太く筆や筆ペンで書くようにしましょう。これで完璧なご祝儀袋の完成です。

結婚式のマナー！ご祝儀袋の厚紙を抜いた中袋へのお金の入れ方！

さて、ご祝儀袋のことを理解した上でいよいよお金を入れましょう。

最近のご祝儀袋には中袋が入っています。コンビニなどで購入できるものにも、必ず封筒型の中袋が付いています。

その中袋にお金を入れますが、結婚式は慶事の一つ。新札を用意するようにしましょう。そしてそのお札はそろえてから中袋に入れましょう。

中袋へ入れるお金のお札の向きにもポイントがあります。お札の表（人物が描かれている方）が中袋の表側に向くように、描かれている人物が上に来るようにお札を入れるのが正しい入れ方です。

中袋に糊付けは必要ありませんが、金額の多い場合には糊付けすることもあるようです。

先ほども言いましたが、購入したご祝儀袋に厚紙が入っている場合は、抜いて下さい。あくまでも型崩れ防止のためのものです。

ご祝儀袋に入れる金額は？相場はどれくらい？

ご祝儀袋に入れる金額・・・もし友達だったらどのくらい入れればいいのでしょうか？

親族などの身内以外の相場は3万円となっているようです。3万円って高いな、と感じる人も多いでしょう。でも披露宴ってかなりお金がかかります。

披露宴で出される料理の単価は約1～2万円、そして引き出物もいれると3万円は最低金額といえるでしょう。

親戚関係の場合は、一律に金額が決まっているのではなく、普段の付き合いによって金額を決めているようです。最近では年齢によってもご祝儀の金額は変わっていきているようです。ムリをしない範囲で、そして常識のある金額で渡すようにしましょう。

年齢によって入れる金額が違うといいましたが、20～30代の人が普通に仲が良い友達に渡すなら3万円、特に仲が良い友達になら5万円にすると良いでしょう。もし友達と一緒に参列するなら、その友達と相談して金額を決めた方がよいかもしれません。

職場の関係によっても金額は変わってきます。例えば上司が部下へご祝儀を渡すのであれば、多めに包むこともあります。40代の人になると最低でも3万円から、多い場合は10万円になる場合もあります。

ご祝儀袋は毛筆で書くのが一番？表書きの上には何を書くの？

ご祝儀袋に名前を書く時には、毛筆で書くのが一番と言われています。その時には濃く、はっきりとした文字で書くようにしましょう。

でも、筆で書くことに慣れている人なんてそうそういませんよね。そんな人は「筆ペン」を使って、楷書ではっきり書くようにしましょう。薄い文字で書くことは厳禁です。

ありがちなのはボールペンや万年筆を使って書くこと。軽い筆記具は、お悔やみの時に使うことが多いので、ご祝儀袋のようなお祝いで使うのは失礼にあたると言われています。

たとえ筆を使うのが苦手な人であっても、心をこめて丁寧に書けば気持ちは伝わります。筆文字に自信がなくても、ボールペンや万年筆を使うことは避けましょう。

そして表書きですが、「寿」「御結婚御祝」と書くのが正式です。「寿」という文字も「壽」にした方が良いとされています。ただし「結婚祝い」という表書きは文字数が4文字になってしまうので、縁起が悪いとされています。4文字の言葉は書かないようしましょう。

最近では一般的に販売されているご祝儀袋の中に、表書きに使えるようなものが入っているのでそれを使いましょう。