頭に怪我をした場合ホチキスで傷をとめる理由について

頭に怪我をして傷が深い場合、針で縫うことを想像しますがホチキスでとめることもあるようです。

ホチキスでとめる時のメリット・デメリットをご紹介します！

また子供の怪我にホチキスが使われる理由についてもまとめました。

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頭の怪我をホチキスで処置した後の入浴について

頭に怪我をした場合、入浴のときはどんなことに気を付けたらいいのでしょうか？

ホッチキス（スキンステープラー）で塞がっている場合はどうなのでしょうか。

頭の怪我の程度にもよりますが、擦り傷であればテープで塞ぎ、そこまで大きい傷でない場合はホチキスで塞ぐ場合が多いです。

深く大きい傷の場合は縫合するようになります。

このような頭の怪我をしてホチキスや縫合をした場合の入浴は、怪我をした当日はお風呂には入らないようにしましょう。

傷口が開く恐れがあるため、蒸しタオルなどで体を拭くくらいにしましょう。

髪を洗いたい場合は、傷が小さければ２日後ぐらいから大丈夫ですが気になる場合は医師に聞いてからにしてください。

大きい怪我をした場合は約一週間後から髪を洗うことができますが自分で判断するのは危険なので医師の指示に従いましょう。

傷口にしみるおそれのあるシャンプーは使わないで、しばらくはお湯ですすぎ洗いをするようにしてください。髪を洗うときにかさぶたを取ってしまう恐れがあります。
整髪料なども傷口によくないのでやめましょう。

頭の怪我をホチキスで縫う時のメリットとは？

頭を怪我した時には、なぜホチキスで塞ぐのでしょうか？

このホチキス（スキンステープラー）のメリットにはどんなものがあるのか紹介いたします。

そこまで大きい怪我ではない時に使われるホチキスですが、この塞ぎ方をすることによって、縫合よりも早くふさぐことができます。バチンと音がして一瞬で傷を塞ぐことができます。
また、傷がそこまで大きくない場合は縫合よりも傷跡が残りにくいです。なおかつ、痛みが少ないのです。

しかし、デメリットもあります。
ホチキスで塞ぐ場合には皮下を縫い合わせることができないために、止血しにくいとういうデメリットがあります。

また、ホチキスの使用することのできない場所（骨や血管、内蔵がある部分）があります。

頭を怪我したときに使われることの多いホチキスですが、思っているよりも痛みは少ないようです。

また、このホチキスを外すときも毛を抜くような痛みがあるだけでそこまで痛くはありません。ホチキスを外すことは抜鈎（ばっこう）と言われています。

頭の怪我をホチキスで止めた場合、傷跡は？

頭を怪我してホチキスで塞いだ場合、そのホチキスの痕はどうなるのでしょうか？

傷あとがキレイかそうではないかは人によっても変わってくるのですが、ホチキスを数ヵ所と少ない場合であればそこまで傷あとが目立つこともないようです。

しかし、なん十か所もホチキスをした場合は傷あとが目立つ場合もあります。

頭のような目立つ場所でなければ、時間が経てばそこまで気になることはないでしょう。

しかし、顔のまぶたや目立つ場所などは傷あとが残る場合もあるので心配することもあると思いますが、縫合した場合も十文字に傷が残る場合があります。

ですので、傷がどのように残ってしまうのか、傷あとがわかりづらくするにはどの方法がいいのか医師と話し合うことが大切です。

ホチキスを使用するかしないかは病院によっても大きく違います。子供の場合は、すぐに塞ぐことのできるホチキスを使うことが多いです。

頭に怪我をした時こんな場合はすぐに病院へ！

頭の怪我は、放っておくと大変なことになりかねません。こんな場合はすぐに病院へ行きましょう。

救急車や自家用車ですぐにでも病院へ行くときのポイントは、まず意識がない場合はすぐに病院へ行きましょう。小さい子供の場合、頭を打っても全く泣かないときも病院へ行くべきポイントです。
頭を打った場合。怪我をして頭痛がする場合も病院へ行きましょう。
なお、吐き気やけいれんがある場合、打った場所がへこんでいる場合も受診しましょう。

また、体のどこかに麻痺があったり、目の焦点が合いづらい、鼻や耳から透明な液体が出ている場合もすぐに診てもらいましょう。

赤ちゃんや小さい子供はとくに頭をぶつけたり切ったりしやすいので、こんな場合はすぐに病院へ行ってください。大人のように症状を話すことができないので注意が必要です。

頭を打ったあとに、泣いてその後いつも通りであれば３～７日間ぐらいは様子をみてもかまいませんが、気になることがあれば油断することなく病院へいくことをおすすめします。

子供の頭の怪我は何科に行けばいい？

子どもの頭の怪我で出血してしまったときの対処方法はいったいどうしたらいいのでしょうか？

頭は少し切った場合でも、皮膚の下に動静脈が通っているため出血してしまいます。また、子どもの場合は大人より血管が切れやすいので傷になることが多いのです。

頭から出血してしまったときはまず、落ち着いて傷口を見ましょう。
小さい傷であれば水で洗い１０分程度、止血をして出血を抑えましょう。

止血の方法は、水で洗ったあと清潔なガーゼを直接傷口に当てて、上から圧迫しましょう。出血が気になっても、ガーゼを何度も取り替えたりせず、しばらくは圧迫して抑えましょう。

小さい傷であればこのようにガーゼで抑え、止血でいいのですが、傷が大きい場合や出血が治まらない場合は外科に行きましょう。

出血が止まった場合も、傷口が開いてしまうとまた出血してしまうので病院へ行ってください。頭を怪我した場合で出血量が多いときには救急車を呼んでください。