結婚式で両親への、花束贈呈をなしにしたい方へ

結婚式の花束贈呈って、なしにしても大丈夫？花束贈呈の意味は？

この頃花束贈呈を無しにして、違う演出を行う方もいるそうです。

そんな時、どんな演出が好ましいのか？新郎新婦が退場するタイミングなどをまとめてみました。

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結婚式に花束贈呈なしの場合、代わりになるものは？

結婚披露宴のメインイベントのひとつに、両親への花束贈呈がありますが、何千円もする花束なのに、披露宴終了後に破棄されてしまうとしたら、もったいないと感じてしまう人もいるようです。

私の友人は、お母様の希望により花束贈呈を行っていました。花束は持ち帰るには荷物になってしまうため、近くの親戚かお友達に差し上げたみたいです。

それでも、披露宴での花束贈呈に憧れを持っているご両親も多いんでしょうね。

別の友人はプリザーブドフラワーを花束風のアレンジにしてました。これなら、実家に送ることもできるし、ずっと残るので素敵ですよね。

私自身は、両家の親から「お花はもったいないからいらない」と言われていてたので、小さなフォトブックを作って渡しました。それと、テーブルに飾っていた花をホテルにお願いして、両親の部屋に一晩飾ってもらいましたよ。

結婚式に花束贈呈を、なしにした場合のオススメ演出

私自身も照れくさくって両親への手紙はもちろん、花束贈呈もしませんでした。

では両親への花束贈呈をしない場合、何をするかというと・・・

司会の方が祝電などを読んでいる間に、新郎新婦また両家両親が末席に移動し、準備が整ったところで、「本日の披露宴の結びに、両家を代表して新郎のお父様より皆様にお礼のご挨拶がございます。」と謝辞を促すコメントを案内します。

私は自分の結婚式なのに、親に挨拶してもらうのもなーと思っていたので、親からの挨拶は行わず、新郎新婦の２人だけで並び謝辞を述べさせてもらいました。

レストランウエディングや狭い会場の場合に多いのですが、末席に移動せず、メインテーブルで挨拶を行う場合も多いです（私もこれでした）。

カジュアルなパーティーの場合、謝辞のあとは出席者がアーチを作って送り出したり、フラワーシャワーで祝福するような演出もあります。

結婚式の花束贈呈をなしにする時の、重要なポイント

○花束贈呈をしない場合は、司会者の腕にある程度左右されてしまう

花束贈呈までの間は通常、食事をしているので、そのまま閉会の辞の後に演出もなく新郎新婦が退席してしまうと、いまいち盛り上がりに欠けてしまいます。

この時、花束贈呈なしでもうまく進行するのは司会者の腕にかかっています。

退席方法としては、祝電を呼んでいる間に退席、結婚式の定番の盛り上がるBGMを流して退席、会場を一度暗くしてから退席、司会者にふたりからのメッセージを読んでもらっている間に退席、などの演出は会場の雰囲気や結婚式のコンセプトに合わせます。

うまく退席と演出を連携させられるかが司会者の腕にかかってきます。

熟練のプロとも言える司会者の方であれば、ほかにも良い演出方法を経験からアドバイスしてくれる場合もあるので、一度相談してみるのが良いでしょう。

結婚式に花束贈呈を、なしにしなかった理由

多少迷ったものの、実際に花束贈呈をやったという人の体験談はこちら

○私は手紙も読まず、花束贈呈をやめようと思っていたのですが、私たち二人のプロフィール用のプロジェクターに両親への感謝メッセージを入れて、そこにスポットライトを当ててもらい、そのあと私たちにライトを当ててもらって花束贈呈をしました。

自分で作ったプロフィールに感動して号泣してしまい、泣きながらの花束贈呈でしたが、出席者からは「感動した、良かったよ～」と言ってもらえました。

○私は母との折り合いが悪く、手紙を読んでも絶対に感動しない自信があったので手紙はなくしました。なんだか嘘っぽくなりそうだったので。

ただ、何もしないのもなーと思い、演出としてはキャンドルサービス中に、両親のテーブルに行ったときに、サプライズで花束贈呈をしました。

母とは本当にものずごく折り合いが悪かったので、母自身も花束すらもらえないと思っていたようで、帰宅後にとても喜んでいたと父から聞いて手紙もやればよかったかなと思いましたが、花束贈呈はして良かったと思いました。

土地柄でしょうか？　北海道では手紙のない披露宴に出席することが多いように感じます。自分の周囲だけかもしれませんが。

結婚式の花束贈呈の意味は？式の進行をスムーズにする為？

披露宴でクライマックスを飾るのは、なんと言っても新郎新婦から両親への花束贈呈だという方も多くいることでしょう。実際にそこが一番の盛り上がりどころであり、中には両親への手紙で出席者の涙を誘おうという過剰な演出が見られることも確かです。

この花束贈呈には、普段は口に出していえない気持ちを花束に込めて両親に伝えるという意味があります。と、同時に新郎新婦や両親をはじめ出席者たちにも感動的な良い思い出となり、忘れなられない結婚式となるでしょう。

ただし、先にも書きましたが過剰演出はNGです。そのため、「花束贈呈と手紙は絶対に勘弁してほしい！！」というご両親も少なくありません。

この花束贈呈には、このほかにも役割がきちんとあります。それは披露宴を無事に終え、出席者を見送るために新郎新婦と両親を出口にそろえることです。
花束贈呈のお陰で、式の進行を妨げることなく、自然な形で新郎新婦と両親が出口に移動することができるのです。